こんばんは。えんぢにあです。
年末年始休暇中のえんぢにあ一家。今日は、ブリスベン近郊日帰り観光よりもさらにググっとお手軽な、ブリスベン市内半日観光に行ってきました。
因みにえんぢにあ妻は体調不良につき、今日はえんぢにあが2人の子供を連れて観光に行ってきましたよ。
マウントクーサは市内から車で15分の観光スポット集積地
ブリスベン市内から車でわずか15分の場所に、マウントクーサという山(と言うより小高い丘)があります。このエリアには、今回えんぢにあ一家が訪れたプラネタリウムと展望台の他、植物庭園もあり、時間のない旅行者の方々には持って来いの、観光スポット集積地となっています。
道程は至ってシンプル。
今回は、まず、プラネタリウムに行き、ショーを見た後で、マウントクーサシーニックドライブを回って、マウントクーサ展望台に行ってきました。
一点だけ注意点です。Mt Coot-tha Scenic Driveが1と2に分かれているのはグーグルマイマップ上の技術的な問題であって特に、区切っているところに何かあるわけではありません。
プラネタリウム
プラネタリウムの駐車場は植物園と実質共有。クリスマス休暇中で車は多かったですが、満車でうろうろししてやっと駐車スペースを見つける、と言うほどではなかったですね。実際のプラネタリウムショーも客席は半分も入ってませんでしたよ。
外観はこんな感じです。
入場料
ここのプラネタリウムでは、一日の内に、複数のショーを時間を区切って上映しています。入場料は大きく2種類あり、1つは1つのショーのみの鑑賞チケット、もう1つは3つのショー観賞用チケットになります。
1つのショーのみの鑑賞チケットは
- 大人15.8ドル
- 子供(3歳以上14歳まで)9.6ドル
3つのショー観賞チケットは
- 大人36ドル
- 子供22ドル
となっています。
展示スペース
入館すると、ショーの開園まで時間をつぶすのに持って来いの展示スペースがあります。
日本の探査機はやぶさと小惑星イトカワの模型も。何気にうれしいですね。おいてあるのは宇宙開発大国アメリカ、ソ連のものばかりですから、そこに入っていけるのはやっぱりすごいことです。
館内は円形でして、中心にある上映室を約270度ぐるっと取り囲むように、惑星や宇宙の歴史等の説明パネルが取り囲んでいます。
プラネタリウムショー
プラネタリウムショーの2日分の上映スケジュールがこちらのサイトからチェックできます。中国語、韓国語、ベトナム語、アラビア語のサイトはあるのにここは日本語サイトがないのですが、はやぶさとは打って変わってちょっと悲しくなりますね。
尚、同サイトからオンラインの予約もできるようですね。
それぞれのプログラムをクリックしてもらえば、対象年齢の説明もあるので、特に子連れの方々は行く前に是非チェックして見て下さいね。
尚、えんぢにあ一家は、”Perfect Little Planet“という子供向けのショーを鑑賞しました。
虫のかわいい(?)エイリアン一家が、都会の喧騒を離れてのんびりするべく、太陽系の惑星の中からホリデイ先を探す、という設定で、その過程で太陽系の各惑星を説明していく、というようなストーリーです。
20分~25分程度のショーでした。5歳娘も、3歳息子も、意味がどこまでわかってるかかなり怪しいながらも非常に楽しんでいたので、日本からの旅行者の方にもこのショー自体はお勧めできると思います。
但し、なんです。同ショー終了後、20分間くらいでしょうか、館員の方による夜空・星座鑑賞講座があるんです。もちろん英語でして、これは何を言っているか分からないとちょっと辛いかもしれません。
5歳娘は良かったですが、3歳息子は途中からお菓子くれ攻撃の雨嵐。まあ途中退席できるので、問題じゃないと言えば問題じゃないんですけどね。
因みに土星の輪がちりや氷、岩石でできているのは皆さんご存知でしょうが、なんとその厚さはテニスコートの長さくらいしか無いって言ってましたよ。いやはや信じられませんね。
マウントクーサシーニックドライブ
続いてマウントクーサシーニックドライブをゆっくりと回りました。ご存知の方も多いかもしれませんが、シーニックドライブとは景色が良くドライブを楽しむことのできる道路のことですよね。
10分~15分程度の道のりです。旅行者の方で、オーストラリアならではであるユーカリの木に囲まれた道を走る機会が他に無いという方には持って来いだと思います。但し、絶景が望める訳ではないので、その楽しみは展望台まで取っておいて下さい。
一方、先日えんぢにあが記事を書いたタンボリンマウンテン等郊外の山々に足を延ばす機会のある人は、そちらで似たような、若しくはベターなシーニックドライブを楽しむことができますので、ここはスキップしても問題ないと思いますよ。
雰囲気をお伝えする為、写真を一枚だけ載せておきますね。
尚、えんぢにあは一応資源開発系のエンジニア。
ドライブの途中で一つ目を引いたのは、”Gold Mine Picnic Area”でした。
ブリスベン市内からこれだけ近郊に金鉱山があったなんて、と思い、標識を見てすぐに車を止めてみました。
歴史的価値のある場所には通常説明文などがパネル等で置いてあるものですよね。ここにも1つあるにはあったものの、殆ど中身がなくがっかりしました。
“East Ithaca Creek”沿いに、”Ghost Hole Mine”という”鉱山”があり、そこまで登山道が整備されている、というくらいしかわかりませんでした。
また、ネットで調べても大した記録は出てきませんが、一つだけ明らかなのは、全くもって大した量の金は産出していないということですね。こちらのBrisbane City Councilのサイトでは、低品質で”only small amount of gold”しか採れなかったとあります。
マウントクーサ展望台
さて、最後はマウントクーサ展望台。
こちらは非常に混んでました。車を止めるのも一苦労。えんぢにあは運よく展望台目の前の駐車場で、一台たまたま出ていく車の後に駐車できました。やっぱりここはブリスベン市内のトップ観光スポットの一つですね。
展望台ですから早速写真を。
普通にとても良い眺めです。ここは折角ブリスベンに少しでも滞在するのであればお勧めできますね。
因みに、ハンバーガー程度の食事もとれるカフェと、きちんとアントレ、メイン、デザートという感じのしっかりしたレストランもあります。但し、今日は混んでいてどちらも行かなかったので味は残念ながらリポートできません。
以上、これで半日くらいですが、1日時間を使える人は、植物園に行ってみるといいかもしれません。プラネタリウムの隣ですので、このエリアで1日ゆっくり過ごすこともブリスベン市内観光プランの一つですね。