こんにちは、えんぢにあです。
今日はちょっとした、ブリスベンでの車移動のTipsを。主にブリスベンに他州から引っ越してきたばかりの人や旅行者にお役に立てばと思います。
情報は全て本日2017年12月26日現在のものです。
ブリスベン市内・郊外の有料道路
ブリスベン市内・郊外には6つの有料道路があります。
- AirportlinkM7
- Clem7
- Gateway Motorway
- Go Between Bridge
- Legacy Way
- Logan Motorway
と、書いてもよくわかりませんよね。ので、こちらの地図をご覧下さい。
市内をなんとなく囲むように有料道路があるのが分かりますね。
因みに有料か無料かで違う名前が付けられているわけではないことに注意してくださいね。例えば、無料でブリスベンーゴールドコースト間の移動に便利な”M3″と”M1″も”Motorway”ですし、有料道路の一つである”Gateway Motorway”も”Motorway”ですよね。
有料道路の入り口ゲートは?
無いんですね、これが。知る限りメルボルン、シドニーも同じだと記憶してます。
では、どうやって有料道路を見分け、料金を支払うか。
まずは見分け方から。
あまりいい写真がネットで見つからなかったんですが、こちらの写真をご覧下さい。
標識の下に、黄色い枠・青い背景色に、黄色い文字で”Brisbane TOLL”と書かれてますね。基本、このデザイン・配色が有料道路の標識になりますが、後述するように、たまにわかりづらいのもあります。
料金の事前支払い
料金の事前支払い方法は大きく2つに分けられます。
Road Pass
特徴は以下の通りで、「簡易版」というイメージですね。旅行者等はこちらでしょう。
- 30日間の期間限定
- ブリスベン近郊のみ有効
- 課金地点での通信用のタグの車両への取り付け必要無し
→この、タグの受け取りの必要がない点が旅行者向けのメリットですね - 課金地点を通過する毎に0.48ドル追加料金が発生
最後の追加料金は、”video matching fee”と呼ばれていています。つまり、有料道路を利用する車両は全てビデオで監視されており、ナンバープレートをチェックされます。このチェックにより、Road Pass購入時に登録したクレジットカードに通行料金が請求されるわけですね。
こちらから申し込めます。
Pre-paid Account
特徴は以下の通りで、ブリスベン近郊在住者で頻繁に利用する人向けですね。
- オーストラリア全国で利用可能
- タグを取り付ける場合と、取り付けない場合と選択可能。取り付けない場合は課金地点を通過する毎に0.48ドル追加料金が発生。
Road Passと違い、タグの取り付けが可能であり、これによりビデオマッチングが不要となります。つまり、”video matching fee”がかからず割安になる、と言うわけですね。
こちらから申し込めます。
レンタカーの方
旅行でブリスベンを訪れてる方はレンタカーを借りられることもあるでしょう。
この場合、上記のRoad Passを事前購入する必要があるのか?
答えは”No”のはずで、代わりに、車を借りるときに、レンタカー会社が有料道路料金支払いの為のクレジットカード情報の登録を求めてくるはずです。
つまり、車のナンバーは既に上記のgo viaアカウントに紐ついていて、支払い部分だけ借り手が変わる旅にレンタカー会社が変更している、と言う様な仕組みだと思います。
えんぢにあが以前レンタカーを借りた時は、車の返却後、特に登録したクレジットカード情報がアカウントから削除された、と言うような連絡はなかったです。少々不安に感じるかもしれませんよね。そういう方は車の返却後しばらく口座情報をよく見ておいて下さい。
要注意のGo Between Bridge
さて、最後にちょっとした注意事項を。
先ほどの有料道路のリストの中にGo Between Bridgeというのがあります。
これが有料道路であることが入り口で結構わかりづらかったんです。他の有料道路と違い本当に橋だ一瞬で通り過ぎてしまいますし。
えんぢにあは知らずに、しかも事前の支払いもせずに3回も通ってしまいました。3回はちょっと気づくの遅すぎですね 汗
ブリスベンの中心部対岸のサウスブリスベン、サウスバンク、ウェストエンドには色々レストランやカフェもあり、訪れる方もいるでしょう。で、このGo Between Bridgeは中心部とこれらのサバーブをつなぐ橋の一つなんです。
無料の橋も2つありますのでカーナビのルートは良くチェックしてみて下さいね。一回3ドルちょっとなので大した金額ではないですが。
知らずに有料道路を通ったらどうなる?
では、上記のえんぢにあのGo Between Bridgeのケースの様に、事前の支払いを忘れたまま有料道路を使ってしまったらどうなるのか?
前述の様に、全通行車両はビデオカメラで監視されていて、ナンバープレートマッチングにより、そのプレートのオーナーはキチンと支払い義務を課されることになります。
そして、有料道路通行後7日間は事後払いが可能です。こちらのページから選択肢を選んでいくと、結局上記の2つの事前の支払い方法と同じ選択肢のうちより適している方法をレコメンドされます。
7日以降は手数料を上乗せされた請求書が届くことになります。
えんぢにあの事後支払いはどうなったか?
えんぢにあのGo Between Bridgeのケースは後者に該当しました。上乗せ額は、”Administration charge”が8.36ドル。これに”Video Matching Fee”が加算され、一回の通過当たり11.97ドルの請求書が届いてしまいました。
しかもいざネット上で支払おうとするとエラーが。経験上、これは追加のペナルティー等が加算された新たな請求書が作成された可能性大。。。請求書が、車の登録住所のパースの旧住所宛に送られ、ブリスベンの新住所に転送されるまでの間に支払期限を迎えてしまったんです!
そこで管理局に早速電話。
嫌な予感は当たり、なんと支払い額は一件当たり25ドル程に跳ね上がってると言うじゃありませんか。。。
気を取り直して反論を開始するえんぢにあ。
- 当初の請求書の支払い期限を過ぎてしまったのは、転送に時間がかかったせいでこちらの落ち度ではない
- そもそも、請求書の日付以前にも一度電話して支払いをしようとしたが、ナンバープレートを伝えても通貨記録は無い、と言われた。これもこちらの落ち度ではない
そう、そもそもえんぢにあも別に支払いを免れようとした訳ではないので、無賃利用したと気づいた時点で管理局に電話して支払いをしようとしてたんです。でも支払えなかった。
結果、割とダメもとだったんですが、案外リーズナブルな組織の様で、驚くほどすんなりと全追加請求額の放棄に応じてくれ、3件合計で12ドル程度の支払いですみましたよ!
やっぱり言ってみるもんですね。